20170206

「寝る子は育つ」は本当?世界最大規模の育児ビッグデータ解析へ

 ファーストアセントと国立成育医療研究センター研究所は、世界的に前例のない育児ビッグデータ解析の共同研究を開始すると発表した。育児記録アプリから取得したデータを用い、子どもの成長、発達、生活習慣の実態などを解析していく。

 共同研究で使われるのは、ファーストアセントによる育児記録アプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」の育児記録データ。キッズデザイン賞受賞、iOSの育児記録アプリ1位を獲得した同アプリの保有データは17万人、1億件以上にのぼり、従来の代表的な調査と比較してデータ量が多い。また、リアルタイムに連続的に記録されたデータであるため、回答者の記憶に頼るアンケート調査よりも信頼性が高く、1人1人の経時的な解析も行えるという。

 ファーストアセントによると、子どもの健康状態を正しく知るには、生活実態を多様性(個人差)も含めて知ることが極めて重要になる。たとえば、1か月児の排便回数は、「2日に1回」という子もいれば「1日6回」という子もいるなど、多様性が大きいことで知られているほか、母乳主体か人工乳主体かという栄養用法の影響を受け、月齢によって変化していくことが経験的に知られているが、詳しい実態までは知られていない。

 今回の共同研究では、アプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」のビックデータを活用。これまで困難であった子どもの成長、発達、生活習慣の多様性、経時的変化などを明らかにしていく。「寝る子は育つ」は本当かという睡眠時間と身長の関係など、それぞれの因子の相関関係についても医学的に分析し、世界的に前例のない研究になるという。



【記事提供元】
リセマム

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